カバンの修理
バッグの修理事例:切れたハンドル(持ち手)の修理
さまざまな修理事例を、どうやって修理するのか、どのような過程を経ているのかを動画とともに解説します。
ご依頼の概要
- ブランド : LONGCHAMP(ロンシャン)
- ご相談内容: トートバッグ、革の持ち手(ハンドル)が途中で切れてしまった。できるだけ目立たないように修理したい。
修理前・修理後
修理方法
トートバッグなどで重いものを入れたり引っかかったりして持ち手が途中でちぎれた、取れたというご相談は多くいただきます。1本まるごと作り変えることもできますが、今回はハンドルが長いので途中から革を当て、つなぎ合わせて修理する方法にいたしました。
- まず縫い目をほどいて分解します。切れた部分の手前の革をナナメに裁断し、似たような色の革をつなぎ合わせることで目立たなく仕上げられます。
- 元の形に合わせて型取りし、接着します。強度を上げるために裏側に芯材・強度のある革を足しました。さらに革の断面を着色します。
- 元々あった針穴に針が落ちるように縫い目を合わせて縫っていき、完成です。
修理概要
- 修理メニュー: バッグ修理 革当て
- 金額: 11,000円
- 納期:約 7週間
※公開日時点での情報です