靴の修理
あなたの大切な物、直します--時々連載Vol.3-- 義母から譲り受けたケリーバッグ
家族から譲り受けたもの、大好きな人からの贈りもの、あのとき自分を励ますために買ったもの、長年愛用してきたもの......。もう使えなくなってしまったけれど、どうしても捨てられない、あなたにとって大事なものが眠っていませんか？
ミスターミニットは、使えなくなってしまった「あなたの大事なもの」に再び命を吹き込むお手伝いをさせていただきます。
この連載では、直したい、大事なものを持ってミスターミニットを訪ねてきてくれた「人とものを巡る物語」をお届けしていきます。
直したい、大事なものを持ってミスターミニットを訪ねてきてくれた「人とものを巡る物語」をお届けするこの連載。
第３回目は、モデルの神山まりあさん。まりあさんが直したい、大事なものは......？
義母から譲り受けたエルメスの名品バッグ「ケリー」
まりあさんが今回、修理に出した大切なものは、エルメスの名品バッグ「ケリー」。時代を経ても古びないそのバッグは義母から譲り受けたもの。結婚した際「まりあさんに使って欲しい」と、このバッグを手渡してくれたそう。結婚して"家族"になって、はじめての贈り物。
「それまでエルメスのバッグを自分で持ったことがなかったので、すごく嬉しかったです。何より、義理の母が大事にしているものを譲り受けるということは、娘として認められたんだなあと。自分が愛用してきたこのバッグをいつか息子のお嫁さんに譲りたいと思っていたそうです」
義母が長年愛用してきた味のあるケリー。そのヴィンテージ感も気に入っていたとまりあさんは言います。
「コンサバティブなバッグなので、カチッとした格好よりも、カジュアルな格好に合わせたほうがおしゃれで今っぽいと思い、普段から使いすぎてしまいました。愛用しすぎて、ヴィンテージ感も超えて、結構傷も増えて、紺と白の斑模様までできてしまって、申し訳ないなあと思うくらいでした」
季節ごとにミスターミニットに駆け込み、靴の修理を頻繁にしてくださっているというまりあさん。でも、鞄を修理に出すのははじめて。
「大切なものであればあるほど、修理に出してどうなるかがわからないから、やっぱり怖くて。エルメスに修理に出すと半年くらいはかかってしまうと聞いたので、その間使えなくなるのも不便だなあと。今回、普段から通っているミスターミニットさんを信頼して、修理に出しました」
修理に出して約１ヶ月後、手がけた職人からまりあさんへケリーが手渡されました。
「うわああ、うれしい！！ 予想を遥かに超えて、期待以上の仕上がりで驚いています！！ 義理の母も喜んでくれると思います」
現在、モデルの仕事をこなしながら、旦那さんと２歳の息子さんと３人で、とても賑やかな日々を送っているというまりあさん。実は結婚後、「結婚したら専業主婦に」という両親の意見もあり、一度は仕事から離れた時期があったそう。
「結婚を機に仕事をお休みしたら、たくさん時間ができて空と会話できるくらいになってしまって（笑）。妊娠中も外へ出て仕事をしたい！と思っていました。そんな最中に「VERY」さんにお声がけいただいたんです。もう、嬉しかったですね。妊娠中はラジオのMCのお仕事だけを続け、出産後モデルの仕事を再開することにしました」
出産から３ヶ月後、「VERY」でのモデルの仕事をスタート。ひとりの女性として、働く母として、まりあさんは輝き続けています。
カジュアルなスタイルに映える、エルメスの名品バッグ「ケリー」。とてもお似合いです。
新品に見紛うほどの美しさで、まりあさんの元へ戻ってきたケリー。いつかまりあさんも息子さんのお嫁さんに譲る日が来るのでしょうか......。今はまりあさんが、自分のものとして、このケリーを大事に使ってください。
いつか、息子さんが結婚したら、あるいは娘さんができたら、もし誰かに譲りたいと思う日が来たときには、ぜひミスターミニットにお持ちくださいね。
（撮影：松浦藤仁 ／ 取材・文：徳 瑠里香）
今回の修理
神山まりあさんのケリーバッグ
角のスレや色落ちでした。カラーリングで補色することにしました。
Before
After
- 汚れと色のケア「カラーリングコース」をいたしました。
- スタッフのコメント「色が擦れてしまって、色がなくなっている箇所と色がきれいに残っている箇所がはっきりしていたので、補修した箇所とそうではない箇所の境目を自然に仕上げました」
神山まりあさんの本が出版されます！
2018年9月7日(金)に神山まりあさん初めての本『神山まりあの「ガハハ」育児語録』（別ページが開きます）が発売になります！ 育児やファッション・美容などについて、ご本人が執筆されました。ぜひご覧ください！
定価：1,500円＋税
出版社：光文社
※書籍のお問い合わせは出版社にお願いいたします。