かかとの内側の破れを補修し、履き口のフチ部分の破れは革あてで補修しました。後ろから見てもできるだけ目立たないように修理しています。

幅広い特殊な車輪のため、1輪タイプの車輪を横並びで2輪にして取り付けて修理しました。

中敷きは黒色で交換しました。

雪道や凍結路面でも滑りにくいハイドロストッパーGFスクラッチャーをソールとヒールに取り付けました。ハイドロストッパーGFスクラッチャーはガラス繊維と植物繊維のトゲを配合した防滑性ゴム素材。グリップ力が高く雪の多い寒冷地域で人気の底材です。

シミになっている部分を専用クリーナーでできるだけ落とし、オゾンで除菌・消臭。その後本体色に合わせたカラーリング補修をしてシミが目立たなくなりました。

かかとだけでなくベロ付近の内側にも破れが見られので広範囲で補強させていただきました。スエード革を使用しているので丈夫になり、外側に縫い目を出さない自然な仕上がりになりました。

新規でショルダーを取り付け修理しました。取付が可能か判断が必要になります。バッグによっては取付けができない仕様・状態もあります。

スニーカーソールのすり減り防止に適した薄めのソールを何種類かご用意していますが、その中でも今回はお客様ご希望のVibram Q598 SKULLソールを使用。目を惹くデザインというだけでなく、4mm厚で耐久性があり滑りにくいソールです。ソールを貼ることで、かかとのロゴ保護やアッパーが傷みにくくなります。

縫い目がほつれ、破れて芯が出ていました。全体的に芯も弱っていたのでハンドルを作り変える修理をしました。