カバンの修理
バッグのハンドル修理、どんな仕上がりになるの?〜 3つの修理方法と仕上がりを解説します 〜
お気に入りのかばん、長く使っているとハンドル(持ち手)部分が傷んでくること、ありますよね。
まだまだ使いたい。そんなときにご相談いただきたいのがミスターミニットの「バッグのハンドル修理」です。
ミスターミニットでは、かばんの状態やお客様のご希望に合わせて、3つの修理方法をご用意しています。
それぞれに特徴があり、仕上がりや費用感も異なります。今回はその違いをわかりやすくご紹介します。
その1 見た目を変えずに、コバだけを修理
コバとは革製品の断面のことで、樹脂を塗り革の断面を目立たなく見た目を美しく仕上げてあります。しかし使っている間に剥がれてしまうことも。。。
コバが剥がれてしまった場合はハンドルの断面(コバ)のみを修理する方法があります。
ハンドル自体がまだしっかりしている場合におすすめで、見た目をあまり変えずに修理できるのが特長です。
修理に使用するコバ剤は屈曲にも強く耐久性もありますが、ハンドル自体が長年使い込んで油分が染み込んでいると、コバ剤がうまく定着せず修理が難しいこともあります。
また、ハンドル1本につき両面にコバがある場合は修理価格が高くなってしまうため、革を巻いて修理する方法をご提案する場合もあります。
さらに、全体的に劣化している場合は、作り直しをおすすめしています。
近い色を作って樹脂を塗り重ね再現します。
その2 革を巻いて補強、再発防止にもなる頼れる修理法
ハンドルの上から革を巻いて補強する方法です。
長年の使用による汚れや破れ、コバ(断面)の剥がれを、覆うように新たな革を巻いて修理する方法です。
この方法は、見た目が少し変わるのですが、しっかりとした補強ができるのが魅力。
コバの剥がれが気になる方には、再発防止にもつながるので安心です。
ナイロンバッグのハンドル修理にも使われます。革を巻くので布より強度が上がります。
仕上がりは自然さを目指していますが、新たな革を巻くため若干違和感が出ることも。
できるだけ自然に見えるように修理いたします。ぜひ事例でご覧ください。
元はコバ加工されたバッグでしたが、コバが剥がれてしまうので似たような色の革を巻いて修理しました。
革を巻くことで、汚れや傷みが目だないように補強しました。
事例を見る>> 持ち手(ハンドル)全体を本革で補強|PRADA(プラダ)
革を一周巻き付ける革当て修理をしたことで、前よりも丈夫になりました。
ナイロンハンドルに革を巻き付けています。
その3 ハンドルを新たに作り直す方法
ハンドルを一から作り直す方法です。
見た目もほとんど変わらず、強度もアップ。長く使いたい大切なかばんにぴったりです。
途中で折れていたり、切れていたり、ハンドル全体が劣化が進んでいる場合にご提案する方法です。
元のデザインに近づけて仕上げるため、完成度の高い修理が可能ですが、特殊革・特殊な構造・デザインの場合は全く同じには再現できないこともあります。
その場合は、シンプルな方法をご提案することがあります。
費用は他のプランより高めですが、ハンドル全体が劣化している場合や、しっかりとした仕上がりを求める方には最適です。
全体的に使い込まれて表面がぼろぼろになっていたので新たに作り変えています。
その他にも事例を公開しています!→[ミスターミニットのバッグ修理事例]
バッグの状態に合わせた最適な修理方法をご提案します!
バッグの状態によって、修理方法は変わります。 ぜひお気軽にミスターミニットのお店、またはスマホで「オンライン修理見積もり」にご相談ください。
状態をスタッフが拝見してご提案しますが、「見た目を重視したい」「見た目よりも丈夫さを重視」など、ご要望はぜひお伝えください。
あなたの大切なかばんが、また長く使えるように、心を込めて修理いたします。
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