靴・カバンのお手入れ

靴修理のプロが教えます|これでひと安心!革靴が濡れたらこう乾かす

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雨で濡れた革靴を放置して、染みや型崩れ、ひび割れなどで靴をダメにしてしまった事はありませんか?
濡れてしまった革靴は、乾かし方が重要です。
梅雨やゲリラ豪雨に備えて、乾かし方をマスターしましょう!

ドライヤー、直射日光はNG

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ドライヤーで急激に乾燥させたり、直射日光の紫外線に当てると、革がひび割れを起こす可能性があります。
革は急激に乾燥させると縮んでしまい、型崩れ・履き心地にも影響が出てしまうため、日陰の風通しのよいところで乾かすのがベストです。

正しく乾かす方法3STEPで靴をお手入れしましょう。

正しい乾かし方3STEP

STEP1. 水分を拭きとる

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表革は乾いた布やキッチンペーパーなどで軽くたたくように水分を拭き取ってください。

この際に注意してほしいのは「絶対にこすらない」こと。
雨に濡れた革の表面をゴシゴシこすってしまうと、革の表面が荒れてガサガサになってしまったり、色落ちの原因になるため、「軽く拭き取る」ようにしてください。

靴の内側まで水が浸透してしまったら?

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靴の内側(中)まで水が浸透してぬれているようであれば、中も同じように水分を拭きとります。キッチンペーパーや新聞紙など吸湿性の高いものを詰めて水分を吸収させます。

水分を含んだ新聞紙やチラシは、靴に色移りする可能性があるので、こまめに状態をチェックしてください。
吸湿させた紙は入れっぱなしにしておくと靴の中に湿気が溜まり、逆効果です。入れっぱなしにせず、こまめに取り替えて水分を取りましょう。

ご注意!

このタイミングで「シューキーパー」は入れないでください。通気性が悪くなり逆効果です。

STEP2. 乾燥させる

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水分を拭き取ってから、通気性のよい場所で自然乾燥させましょう。

乾かす時は靴底を浮かした状態で!つま先をちょっと浮かせるだけでもOKです。
濡れた靴底を床面と設置させたままだと靴底はしっかり乾かず、そのまま放置するとカビが発生したりする危険もあります。

まず、玄関先の段差などを利用して乾燥させましょう。
玄関に立てかけておくだけでも当日は大丈夫です。翌日、風通しのよい日陰でしっかり乾かしてください。

雨で靴がぬれた日、帰ってからここまでやっておくと安心ですよ。

STEP3. 油分を補給する

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自然乾燥させたあとは革の表面から抜けてしまった油分を補給し、汚れを落としてから靴みがきをしましょう。

最後に、しっかり乾かしてから防水スプレーをかけておくと◎。シューキーパーはこの後で入れてください。

適切なお手入れで大切な靴を長く履き続けたいですね。

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