靴・カバンのお手入れ
防水スプレーと工場の撥水加工はどれぐらい違う?[実験しました!]
「実際、雨水を弾く効果ってどれぐらい違うんですか?」
「工場での撥水加工と、スプレー缶の効果の違いはどれぐらい?」
「どんなアイテムが工場での撥水加工に向いていますか?」
梅雨時にこのような質問を多くいただきましたので、ミスターミニットでは実際に比較検証実験を行いました!
一般的な防水スプレー缶と、工場での撥水加工の効果の違い
革靴(レザーのサイドゴアブーツ)の左右にそれぞれ撥水加工を施し、水をかけて20分後に状態を比較しました。
市販されている缶の防水スプレーが向かって左側、ミスターミニット工場での本気の撥水加工が右側です。
- 防水スプレーは、ある程度水を弾いていますがスプレーが行き届かなかった部分やシワなど入り込まない部分で水が染み始めていました。
- 一方で、本気の工場での撥水加工はしっかり水を弾いており、靴を振るだけで水滴がサッと落ちる状態です。
一般的な防水スプレー缶を使う場合のポイント
雨に濡れたら早めに拭き取る! 水分が靴に染み込むことを防ぐことができます。
雨の日出かける直前に吹き付けるのではなく、スプレーしてしっかり乾いてからご利用ください。その理由は・・・スプレーによる水を弾くコーティング膜が乾燥して定着する前に、雨水で流されてしまうからです。。。
スプレーする時は外で、周りに火気・人がいないことを確認して行い、スプレーを吸い込まないよう注意が必要です。
工場での本気の撥水加工が向いているアイテム
濃い色の靴などは水シミが残ってもわかりにくい事が多いのですが、注意したいのは「薄い色のレザー」です。
中でも、薄い色のスエードはムラになりやすいのでおすすめです!
薄い茶色、特殊なカラーなどの靴・バッグは雨に濡れるとシミが残りやすいので「工場での本気の撥水加工」がおすすめです。
工場での撥水加工
- お預かり(通常2週間程度)して工場で加工を施します
- カバン[1個]・靴[両足] 各 税込3,300円
- 素材: 革(スムースレザー)、起毛革(スエード、ムートンなど)、キャンバス地、スニーカーもOK!
- 効果は1シーズンが目安です
- 詳しくは /service/coloring/#sec-a06
※記載内容は公開日時点での情報です