靴・カバンのお手入れ
靴修理のプロが教えます|キャンバス地のスニーカーが濡れた時はこう乾かす!
厚手で丈夫な素材「キャンバス地」のスニーカー。
梅雨時期の雨やゲリラ豪雨で濡れてしまった後のお手入れには注意が必要です。
キャンバス地とは?
- 帆布(はんぷ)とも呼ばれる「綿や麻の天然繊維」で作られることが多い
- 高密度でありながら通気性だけではなく、吸湿性にも優れている
- 水を通しにくいけれど、濡れた後のシミには注意が必要
ドライヤーはNG
「明日も履きたいから」という理由で、安易にドライヤーで乾かすことはおすすめできません。ドライヤーの熱風で生地を傷めたり、靴が縮んでしまう可能性があるため注意が必要です。
正しいお手入れ方法で乾かしましょう。
正しい乾かし方
STEP1. 水分をしっかり拭きとる
表面は乾いた雑巾やタオルなど柔らかい布で、軽くたたくように水分を拭き取ってください。
この際に注意してほしいのは「絶対にこすらない」こと。
濡れた布の表面をゴシゴシこすってしまうと、天然繊維のキャンバス地が毛羽立ってしまいます。
「軽く拭き取る」ようにしてください。
泥はねなどの汚れはどうする?
汚れを落とす際に大切なことは3つ。下記ポイントに気を付けて汚れを落としましょう。
- 生地に汚れが染み込んで、シミが取れなくなる前に拭き取りましょう
- お湯で絞った布を使うと汚れが落ちやすくなります
- キレイな面で何度か拭き取ることで、シミが薄くなります
STEP2. 風通しの良い日陰で干す
乾かす時はそのまま置くのではなく、靴底を浮かした状態で乾かしましょう!壁や段差などを利用してつま先をちょっと浮かせるだけでもOK!
水分をしっかり拭き取ってから、風通しのよい日陰でしっかり干して乾かしましょう。
知っておきたい注意点
- 生地が厚いため1日では完全に乾かないこともあります
- もし中敷きが外せたら、取り外すと雑菌の増殖をより防ぐことができます
- 直射日光に当てると、型崩れや色落ちの原因になってしまいます
最後に、しっかり乾かしてから防水スプレーをかけておくと汚れ防止にもなりますよ。参考にしてみてください。
革靴が濡れたらどうする?
革靴を乾かすときも、ドライヤーや直射日光は厳禁!
キャンバス地とは違う注意するポイントもありますので、こちらのブログでお手入れ方法をチェックしてくださいね。
靴修理のプロが教えます|これでひと安心!革靴が濡れたらこう乾かす
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