靴みがき
靴磨き教室を開きました。
ちょっと前の話になりますが、2月下旬に東急札幌の道新文化センターにて靴磨き教室を開催しました。
参加者は30から70代の幅広い年代の方にお申し込みいただき、22名の予約が満席。なんとその内21名が女性でした。
靴磨きはメイクと同じ!
まずは一連の靴磨きの流れと、ポイントをお教えしました。自分が靴磨きをお伝えするときに良く使う表現ですが、
「女性のメイクと全く一緒です」とお伝えします。
つまり、クリーナーで汚れ落とし(クレンジングみたいなもの)→クリームを塗布(ファンデーションを塗る)→ブラッシング→ミトンで艶出し完成!(パウダーで完成)、、、という流れなんですね。
さらにメイクと似ているのが
「クリーナーもクリームも付け過ぎないこと!」
がポイントです。この表現が女性にはすごく分かりやすいようで、すごく理解が早いです!
一連の作業説明後は、いざ実践です!!!
それぞれ自分の大切な靴やご主人の靴など、思い思いの靴を持参いただき、磨きます。みなさん大切な靴を持参しているので、熱の入り方にびっくりです。みなさまエプロンも持参で、やる気がすごい!
磨きながらも質問は絶えず、みなさまの靴を綺麗にしたいという熱意が伝わってきました。
磨き終わった後は、みなさまきれいになった靴を見てご満悦の様子でした。
雪国ならではの、靴の悩みがありました
靴を磨くだけでなく、いろいろなご質問にお答えするコーナーも設けました。
- カビがはえたらどうしたらいいの?
- スエードのお手入れは?
- 防水スプレーの正しい使い方 etc
その中でも雪の降る地域ならではの悩みは・・・
- 雪の中ワンシーズン履いた靴は、どうやってしまうのがいいの?
でした。雪の降る地域だと除雪材などが撒かれるため、革へのダメージがあるのを皆様、気にされていました。革がゴワゴワになったりしてしまうんですね。そういったケアは靴磨きでは対処するのは難しく、専門店で洗って油分のケアをするのが一番です。(ミスターミニットでもできます→「汚れ・色のケア」/service/coloring/ )
今回の一番の驚きは、女性も靴を綺麗にしたいと思っている人が多いんだなぁということ!。靴磨きはよく男性の趣味だと思われますが、女性の靴をキレイにする方法への熱意も強いことを改めて知る機会となりました。
参加者のみなさまからは、自分で磨く靴とプロにお任せする靴を使い分けながら、靴を綺麗に保っていきたいとの感想を頂きました。すべて自分でするのではなく、使い分けは大事ですね!
講習終了後、「せっかく表面が綺麗になったから靴底の修理も!」ということで、その後修理に向かう方も多数いらっしゃいました!靴が綺麗になるって気分が上がりますし、みなさまが楽しんで靴磨きをして頂けて何よりでした。
今後も機会があれば、こういうイベントを設けていきたいと思います!