靴の修理
こんな状態でも直せますか?こんなヒールは修理できる?
今回は日頃お問い合わせが多い内容をご紹介します。
それは・・・「こんな状態でも直せますか?」
「ピンヒール。ゴムも潰れてしまって、ヒールの上・土台まで減っている場合は修理できるの??」
こんな感じです。グリップのゴム部分もガリガリに減ったり、潰れていたり、外れていたりする・・・場合です。
ピンヒールは面積が少ないところで支えているので、もともと減ってしまうのが早いんですよね・・・だから履いている方のほとんどが「知らないうちにこうなっていた」だと思います。
こうなってしまうと、グリップする役割のゴム部分がなくなってしまって滑る危険や、バランスが悪くなってしまいます。なので、本来は早めのお修理がお勧めですが・・・この状態でも、修理はできます!(やりましょう)
まず古い部材を外して・・・削れて斜めになっているので平らに削りましょう・・・
このままだと、左右の高さが違っています。
左右のヒールの土台を少し削って、左右両方の高さを合わせます・・・
その後、先端にグリップするゴム部材(リフト)をとりつけていきます。
周囲を削って仕上げます!
削れてしまうと修理ができないと思って捨ててしまう方もいらっしゃるかと思いますが、もしこういう状態の靴があればあきらめずにぜひ店頭にお持ちください。
※靴の状態(土台の劣化・損傷が激しい、特別に細すぎるヒールの場合など)によっては修理できない場合もございますが、まずはご相談ください。