靴・カバンのお手入れ
ムートンブーツにできたシミを取りたい!シミの原因別に対処法をご紹介
ムートンブーツについてしまったシミ、なんとかしたいですよね。
しかし、シミと一言で言っても原因によって対応方法は異なり、緊急性の高いものもあれば、自分でケアできるものまであります。
ということで、今回はシミの原因ごとの対処法をご紹介します!
緊急度 高:融雪剤「塩化カルシウム」を含んだシミ
え、
塩化カルシウム??
・・・冒頭から専門的な用語を言ってすみません!
塩化カルシウムというのは、道路に積もった雪を解かすために雪にまかれる"白いつぶつぶ"、融雪剤で、雪国の方であれば見覚えあるのではないでしょうか。
この塩化カルシウム、これがムートンブーツに染み込んでシミになった場合、シミをきれいにとることはほぼ不可能です。
雨や雪だけでできたシミであれば"拭き取る"セルフケアもおすすめですが、塩化カルシウムが染み込んでいる場合、拭き取ろうとすると汚れを広げてしまう可能性があるのでご注意ください。
雪に除雪剤をまいたところを歩いてシミができた時は、ぜひ、ミスターミニットへ持ち込んでください!
シミをゼロにすることはできなくとも、目立たないよう最善のケアを行います!
時間を置くほど回復が難しくなるので、早めに対応がおすすめです!
緊急度 高:油脂系(飲食系)のシミ
食べ物をこぼしてできたシミ、これも早急に対応する必要があります。
こういったシミができた時、とっさに拭き取ってしまうと思いますが、拭き取る時はこすらないようにご注意ください!
こすってしまうと、汚れをより強く浸透させてしまう可能性があります。
やさしくふきとってからミスターミニットへお持ちください。
時間が経つほど落ちなくなるのでなる早で!
緊急度 低:雨シミなど水でできたシミ
雨ジミなどはムートンブーツの色によってはセルフケアが可能です。
セルフケアをおすすめするのは、ムートンブーツの色が「グレー」「ブラック」「ダークブラウン」など、濃い色の場合です。
「キャメル」や「チェスナット」など、明るめの色はケアが難しいのでミスターミニットへの持ち込みをおすすめします。
そして、セルフケアの方法はというと・・・
ぬるま湯を固くしぼったタオルでシミをぼかすようにとんとんと叩く(湿らす)、これだけです!
雨でできるシミは、実はムートンの染料が移動することで起こっています。
ですので、偏った染料をぼかすイメージでシミをぼかしてみてください。
セルフケアの結果、やっぱりシミが気になる場合や、明るめの色で染料を均等にぼかすのが難しい場合はやはりこれまたミスターミニットへお持ちください。
ミスターミニットでのムートンブーツケアは、キレイ!ふかふか!しっかり除菌!
ミスターミニットでケアしたムートンブーツのビフォーアフター写真です。
熟練の職人技でシミが目立たなくなることはもちろんですが、特にアピールしたいのはムートンブーツの内も外もふっくらに仕上がること、です。
シミ抜き作業を済ませたムートンブーツは、温度35度で湿度が一定に保たれたオゾン乾燥庫で一晩かけてゆっくり乾かします。
時間をかけて乾燥させることで縮みを防ぎ、すみずみまで除菌ができます。
最後に、履き心地がふかふかになるよう、内側の毛をたてます。
きれいになっただけじゃない、履き心地が気持ちいいムートンブーツの完成です!
この履き心地、ぜひご体感ください!