靴・カバンのお手入れ
気づいたらエナメルがベタベタに!!トラブルを避けるエナメルの保管方法
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、多くの方々がお家で過ごす時間が長くなっているこの頃。当社キャラクターも家にいることが増えました。
こんなときこそ、下駄箱の靴のお手入れをしてはいかがでしょう?! 今月は保管方法を間違えると残念なことになってしまうエナメルについてご案内します。
靴箱から久しぶりに出したエナメルがベタベタになっていた!
そんなことありませんか。
これはエナメル表面の膜が熱や湿気で溶けてべとべとになるんですが、残念ながら、一度ベタベタになってしまったエナメルを復元させることは基本不可能です。
少しのベタベタならクリームで磨けば・・・という情報も見かけますが、一時的にツヤを出すことができても、溶けてしまったエナメルの膜までは復元できません。またすぐに曇ってしまうでしょう。。。
ということで、残念な話ばかりして心苦しいところですが・・・
こうならないために!!
保管方法に注意をして、大事なエナメル靴を守りましょう!
エナメルは"湿気"や"暑さ"、"汚れ"が大敵です。
これらを極力避けて保管するというのが基本です。
その1 箱に入れたまま保管しない
靴を箱に入れたまま保管するのは、収納術としては良いのですが、ことエナメル靴の収納となるとNGです。
箱の中は湿気や暑さを助長しやすく、エナメルの膜を溶かす要因となりえます。ということで絶対にやめましょう!
その2 革靴等、他の靴とくっつけて保管しない
エナメル表面の膜はとても繊細です。
靴箱の中で、革靴やほかの靴とひっついたままだと、その部分の色を吸着し、色移りしてしまう可能性があります。
こんな風に!!
そこで!
靴同士をくっつけない上手な保管の方法をご紹介!
靴箱の中の靴ってこんな風に両足そろえて保管しがちですが、
ほんの少しのことですが、
こんな風に並べて、靴同士がくっつかないようにします。そこまで幅をとることもなく収納できます。
一般的な靴箱は奥行きにゆとりがあるはずなので、その奥行きを利用した収納方法です!
ぜひお試しください!
その3 靴箱の空気の入れ替えをする
靴箱は頻繁に開け閉めする、という方であれば問題ないのですが、
めったに靴箱を開けない、という方はぜひ1ヶ月に1回くらいは靴箱を開けて空気の入れ替えをしてください!
と、エナメルの保管時のコツをご紹介してきましたが、
エナメルの長期保管前には、ぜひお手入れしてから保管してくださいね!
かつてのブログでもお手入れ方法を詳しく紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね!