ミスターミニットリペアセンターとは？修理工場をお見せします

ミスターミニットの裏側！今回はミスターミニットのリペアセンターをご紹介します！

リペアセンターとは？

ミスターミニットリペアセンターは、全国約250店舗でお受けした修理品の中でお店で修理できない難解修理品と、オンラインでお申し込みいただいた配送修理のご依頼品を修理する修理工房です。

東京台東区にあるリペアセンターには卓越した技術を持つ職人が60名以上在籍し、靴・バッグ・傘・スーツケースなど年間55,000件を超えるアイテムを修理しています。延べ面積約700平米の業界最大級のリペアセンターでは、いくつかのセクションに分かれて担当者が修理作業をしています。

カラーリング部門

カラーリングは色落ちなどを補色する修理手法です。
専門の職人が1点1点素材に合う色を調色をしながら、全て手作業で補色していきます。
補色するときは「刷毛」と「エアーガン」という方法があり、オリジナルの加工やキズの深さなどによってどの方法で作業をするかを見極めます。

さらに詳しく解説しています：修理の舞台裏見せます（カラーリング編）｜準備でマスキングをする

靴修理部門

靴の中でも靴底を修理する部屋ではフィニッシャーと呼ばれる大型な靴修理専用機材を10台以上備え、あらゆる靴底の修理に対応しています。
とくにオールソール(靴底全面交換)をメインで修理し、使用する部材もVibramソールの他にレザーソールではヨーロッパからの高級部材も用意しています。

バッグ修理部門

形状や構造で難易度が高く、修理工数がかかるのがバッグです。1点1点分解し、パーツを再作成して再び縫い合わせるという日数のかかる修理を担当している部門です。さまざまなタイプのミシンを30台近く備え、バッグ・財布の修理を1点1点手作業で修理しています。
縫うときもミシンを手回しで作業し、元あった針穴に針を落として縫うことで、強度を落とさずに修理しています。

修理に使用する素材や資材を豊富に取り揃えており、革は常時1,000種以上、金具は2,000種以上在庫しています。
なるべくオリジナルに近い材料を選ぶことで、オリジナルの雰囲気を損なわないよう心がけて修理しています。

さらに詳しく解説しています：修理の舞台裏見せます（バッグ編）｜バッグの角の破れを直すパイピング修理

スーツケース修理部門

近年増えているのがスーツケース修理のご依頼です。
車輪のみの修理はお店でも可能ですが、リペアセンターで修理しているのは配送修理でお申し込みいただいた埋め込みタイプや大型車輪、またボディのへこみやファスナーなどの修理を行っています。

傘修理部門

傘修理部門は2024年に増設したセクションです。傘は広げてしまうと大きく場所をとるためお店では修理できないものもあり、パーツが難解なものなどをリペアセンターで修理しています。
雨傘、日傘、折りたたみ傘、長がさなど多様な傘の修理に対応しています。

素材や部材を豊富にストック

すべての修理に使用する素材や資材を豊富に取り揃えており、靴やバッグに使う革は常時1,000種以上、金具は2,000種以上在庫しています。
なるべくオリジナルに近い材料を選ぶことで、オリジナルの雰囲気を損なわないよう心がけて修理しています。また、不足している部品は浅草にある問屋街に買付にも行き、できるだけオリジナルに近い素材を選ぶ手間も惜しみません。

さらに詳しく解説しています：修理の舞台裏見せます（買い出し編）｜ぴったりのファスナーを探す