バッグのファスナーが壊れたものを取り替え交換する

アイテム:バッグ・かばん修理
サービス:ショルダーバッグ
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  • FURLA(フルラ)
修理前の状態・ご要望
壊れたファスナーを取り替えたい
ブランド
FURLA(フルラ)
修理担当者のコメント
近いデザインとカラーでファスナーの交換をしました。ニュアンスカラーに合うファスナーを選んでいます。
修理メニューと金額
修理メニュー:ファスナー交換金額:税込15,400円
納期(目安)
納期:約10週間(納期は時期により異なります)
修理の詳細・解説
STEP1.分解下止側をバネホックでバッグに固定している構造なので下止を外し、下止側を分解していきます。糸を解き、バネホックを外し、パーツを分解します。縫い付け位置の印を付けてから縫い糸を解き、ファスナーを外しファスナーを分解します。STEP2.ファスナー組み立て<上止側>POINT:多くの生地色の中から近い色を探し、近い金具を用意します。今回は先ほどの色で注文したファスナーを使用します。まずは上止側を加工します。レールのメタル部分をカットして外し、先端を整え、スライダーを差し込み、上止を取り付けます。先端の生地に接着剤を塗り、ほつれないように打って固定したら、上止側が完成です。STEP3.ファスナー組み立て<下止側>続いて、下止側を加工します。元の長さと合わせて印を付けます。下止はバッグ内側にバネホックで固定する構造で、見えているファスナー部分より長い作りになっています。先端の長さも確認してカットしたら、上止と同じようにメタル部分を外します。両面テープを貼り、折って細くして貼り付けます。近い色の糸を選び、折り込んだ部分にステッチをかけていきます。糸処理をして、分解しておいた先端の革パーツを両面テープで貼り付け、針穴の位置を合わせます。元の針穴に合わせながらミシンで1針ずつ縫い付けます。糸止めをしたら先端のホックを取り付けます。専用の打ち具を使い、向きを確認しながら打ち付けたら、ファスナーパーツが完成しました。STEP4.縫い出来上がったファスナーをセットしていきます。本体に両面テープを貼り、表から見える生地幅を合わせながらファスナーを貼り付けます。裏地も幅を確認しながら貼り合わせ、針の落ちる位置を確認してミシンに入ります。元の針穴に合わせて、1針1針丁寧にミシンをかけていきます。表面のファスナーが縫えたら、対になる内側のファスナーをセットします。同じように生地幅を確認し、裏地をセットして針の位置を確認してミシンをかけていきます。針穴に合わせながら縫ったら、続けて、分解したマチも縫い戻します。糸処理をして、縫いが完了です。STEP5.金具の取付下止側を入れ込んで、バランスを見て下止の位置を決めます。下止の爪を刺したら裏面から爪を折り曲げて固定し、下止側が出来上がりました。最後に引き手を移植します。元のスライダーから引き手を取り外し、新しいスライダーに差し込みます。スライダーを押さえて引き手が外れないようにしたら、ファスナー交換が完成です。近いデザインでファスナーの交換が出来ました。ファスナー修理もご相談ください。▼修理用語上止:ファスナー上部のストッパーになる金具下止:ファスナー下側のストッパーになる金具スライダー:ファスナーを開閉する際に、レールをかみ合わせたり離したりするパーツのこと
その他
2024/09/19公開 2024/10/16更新

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修理後

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