ロングブーツに新規でファスナーを取り付ける修理

アイテム:婦人靴
サービス:靴の表面の修理L
  • ブーツ
  • ファスナー修理・新規取り付け_靴
修理前の状態・ご要望
着脱しにくいロングブーツにファスナーを取り付けしたい。
ブランド
ZARA
修理担当者のコメント
新しくファスナーを取り付けて着脱しやすくなり、違和感のないデザインに仕上がりました。
修理メニューと金額
修理メニュー:新規ファスナー取付金額:税込29,700円
納期(目安)
納期:約7週間
修理の詳細・解説
    STEP1.分解:ファスナーを取り付ける位置を決めます。ファスナーは見た目のデザインに影響が無いように内側に取り付けます。
  • POINT:通常はこのまま革包丁でカットしますが、今回は切り替えのデザインがありこのステッチラインを生かして作業するため分解します。

    • STEP2.カット:表生地と内張の間にマットを引き、先ほど決めた位置で表生地をカットします。

      STEP3.ベロ作製
  • ※ ベロ(タン):ファスナーが直接足に当たらないように、足の保護と泥やほこりを避けるためのファスナーの内側についているパーツ
  • ファスナーの裏にベロを取り付けるため、ブーツに合わせた黒色の革をカットします。
  • 革の厚みを薄くして、折り曲げた時の端の厚みを調整します。
  • 全面に接着剤を塗り、乾いたら2つ折りにして、ローラーでしっかりと接着します。

    • STEP4.ファスナー組み立て:ブーツに合わせて黒色のファスナーを用意します。
  • 上部のレール部分をカットし、余ったレールを取り除きます。ファスナーが開く方の先端を折りたたみ、焼いたり接着したりして固定し、上部にストッパーになる爪を加えると、丈夫で綺麗なファスナーに仕上がります。

    • STEP5.セッティング:ベロとファスナーに接着剤を塗り、貼り付けてファスナーパーツを作ります。
  • このファスナーパーツとブーツの表生地に接着剤を塗り、セッティングし、そのままファスナーパーツと内張も接着します。

    • STEP6.縫い:セットしたファスナーを専用ミシンで縫っていきます。
  • カットしたラインは、新規のステッチを一定の幅とピッチでかけていき、内張はステッチのラインでカットします。
  • 対になる、分解した方のラインも同様に貼り付けセットします。
  • 分解した方のラインは、元の針穴にステッチを落として、最後は返し縫いをして仕上げます。余分な内張をステッチのラインでカットして、糸処理をしたら完成です。
  • その他
    2023/12/15公開 2024/10/03更新

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