ソール（靴底）との間に中敷き表面の革を巻き込んでいるタイプのサンダルの中敷き交換です（巻込み中敷き交換）。中敷き部分を交換するため、中敷きを巻いている中底とソール(靴底)を剥がす作業を行います。
中底に新たな中敷きで巻き直し、中底を靴底と再接着します。再接着時に多少隙間が生じることがあり（新しい革の厚みが増すため）革にシワが出る場合があります。
元のカラーがメタリック・パール系だったので似合う色を選択していただきました。

似たようなカラー・素材でストラップを新規で作製し取付しました。
※この修理は、お客様それぞれの足に合わせた取り付け位置・サイズの調整が必要なため、店舗での受付が必要です。店舗にご相談ください。

かかとの表側のステッチ（縫い目）は似た色の糸で、縫い目の穴に合わせて縫い直しています。靴の内側の破れは革当ての修理を行いました。

靴底を外して、厚みを出すミッドソールと、接地面となるアウトソールを交換するオールソール修理をご提案しました。
中間層（ミッドソール）も併せて交換し、周囲にはゴムを1周貼って（サイドテープ）材料の継ぎ目などを覆いました。
※元あった飾り（3つの丸い飾り）はなくなります。

ストラップベルト留め具のゴムパーツがボロボロになっていたので、新たなパーツに交換修理しました。※ゴムパーツの太さ・種類により工場でのお預かりになる場合があります。

劣化してひび割れた中敷きを、夏向けのインナーソールに貼り替え交換しました。また無くなっていたヒールゴム部分の修理も行いました。